大人のあなたに贈る
奇蹟の輝き What dreams may come
Netflix
hulu
ネットテレビに登録してから
自宅で様々な映画を観ています
今回ご紹介する映画は
Mind Theater での個人セッションにも
とっても通じる部分が多く
「出逢っちゃった~」という映画でした
妻が自ら命を絶ち死んだことを認識できない世界(地獄)へ
妻が堕ちてしまうのですが…
「諦め」がキーワードです
私が現在、チャイルドセラピストとして
実践しているのが
諦めたインナーチャイルドに
声を届け聞く耳を持ってもらうこと…
これを”寄り添い、癒す”と表現しています
諦めこそ幼少期には地獄同様
地獄とは…どんなものかわかりませんが
映画のなかでも
「それは幻想だ」と言っています
幼少期に
・どんなに理解して欲しかったのか
・母親の愛をカタチとして感じたかったが
・叫んでも届かない愛情
赤ちゃんの魂(意識)で母親を見ると
何でも言うことを聴いてくれて
自分だけに注目してくれ
思ったように構ってくれる
いつでも居心地よくしてくれ
温かい温もりを感じられる
これこそが母親の愛
そう感じてしまうのです
その条件から外れたものは
カウントされず恨みやトラウマとなります
そして…
何度も味わうことになり
「どうせ愛をくれないんだ…もういいよ…」
諦めの境地に入ります
真実を回想するのは容易ではない
映画では夫が妻を地獄から助けられず
自分も残り
自分が何物であるかの記憶も捨て去る決断をします
付き添う引率者にも
引きずり込まれ戻れなくなるかもしれない…と
本気で
「自分が絶対に見つける!」
「自分が人生を変える!」
「大人の私が絶対に諦めない!」
「大人の私が絶対に見捨てない!」
そこまで決意をする必要があります
付き添う引率者
本人の価値を底上げし
欠点を長所と再発見しながら
新しい自分と過去の自分との
折り合いをつけるという取り組みでもあります
思考や意識には
階層があるので
段階を経て深く深く入っていきます
この作業に時間を有するのです
映画は2時間程度…実際は…
真実を取り戻すためには
数ヵ月…
数年…
要するでしょう
わたしは母との関係を書き換えるのに
3年かかりました…
しかし
四十数年持っていたモノですから
3年で変わったのは速いとも感じます
亡くなった人の要素はまたあなたに還る
物質的には失った…
そう感じるでしょうが
目の前にいま見えないものもは
失っている…と同じことです
あなたが相手に見ていた要素は
あなたが持っているから感じ取れるもの
失った悲しみは
それと同様にして寄り添ってくれる人は
もういない…と
諦めてしまったから…
ソウルメイトとは…
諦めきったインナーチャイルドを
本当に理解し寄り添ってくれる大人の意識
それは
(大人の)私と(赤ちゃん魂の)ワタシなのです